※今日は信じても信じなくてもいいお話をします
バタフライエフェクトをご存じでしょうか?
蝶の鱗粉がたった1人の運命を大きく変えてしまうがごとく、
「小さな出来事がだれも予想できなかった大きな出来事につながること」を意味する言葉です。
今回は、人生における選択のすべてが、自分で選んでるように見えて、選ばされているのではないか?というノンデュアリティな考え方についてお話します。
今の自分を良くする方法は、世の中にたくさん溢れています。
私も多くの方法を試してきました。
「幸せになりたい」
この願いは、全人類共通です。
だからこそ、何かをしなくてはいけないのだと、行動し悩み不安になりながらも進みました。
けれど、嫌でも「過去」や「未来」の不安が頭をよぎりました。
それを解決する術を常に求めていました。
ノンデュアリティとは、「全ては一つ」という考え方です。
個人が感じる感情や意志も幻想であるとされます。
私たちは、生まれてから今まで決して「過去」に戻れず「未来」へも行けず「今」だけを生きています。
「過去」と呼べるものは、書類に残された文章、画像、写真、日記・・・など物でしか証明できません。
「記憶」も人の主観によって変わったり、100%正確ではありません。
今体験できるのは、「今」だけです。
この思考が浮かんでくるのも、私たちが行ったことではありません。
私たちは、自分の意志で動いているようで、「意識」や「思考」が一体どこからやってくるのかは全く分からないのです。
私たちの思考や感情は勝手にわいてくるもので、お腹がすけば、「お腹すいたな」と思います。
でも、「お腹すいたな」と思おうとして、思ったわけではなかったのです。
私が初めてノンデュアリティの考え方を知ったときは、「虚無感がすごい」という思考が沸きました。でも、それは自動的に沸き起こったものです。
どこからかやってくる「思考」が、言葉や行動、習慣になり、それが「私」だと思い込み、いろんな人や自然へ影響を与え合い、それぞれの人生が創り上げられていくのです。そういう意味では・・・
「私」はいないのかもしれません
一応これを書いてるのは私ですが、意思とか意識はどこからかやってきたものなので、そういう意味ではいないということです。
辛い出来事も、自分で何一つ選んでなくて勝手に起こったものです。
でも、そこから変わりたいと願うのは自由なのです。
その自由意志も、自動的に沸き起こったものですから。
私の場合は、辛い出来事への捉え方を変える手助けとして使ったフラワーエッセンスが良いきっかけになりました。
もしかしたら、人生が変わるタイミングが決まっていて、そのタイミングで飲んだだけなのかも分かりませんが、今でも続けています。それも決まっていたことなのでしょう。
これを書いている理由は、何となく書いてみようかなと思って書いています。
絶対に書かなければ!という使命感がわいてきても良かったのですが、「何となく」です。いったいどこから「何となく」という思考がやってきたのかは不明ですが・・・
私がこれを書くことも、今このタイミングでこれを読むことも、決まっていたのだとしたら、とてもおもしろいですよね。